2/22(木)認知症×防災×演劇ワークショップ

ぶどうの家ブランチです。

 

2/22(木)認知症×防災×演劇ワークショップの動画作成報告会を開催しました。(備中県民局の提案型協働事業です)

講師の菅原直樹さんも駆けつけてくださり、一緒に動画視聴し、振り返りを行いました。

 

前期ワークショップでは、ご近所にいる「困った人」について、噂話からはじまり、災害時にどう避難させるか?支援者、近隣者、家族等、周りの視点から考えを深めました。

 

そして、後期ワークショップでは、そんな「困った人」をその人自身の視点で捉え、どうであれば避難しようと思えるか?本人目線で考え演じることができました。

 

どちらもとても実りある内容。それぞれの視点を一年かけて学べたのはすごい収穫だなぁと菅原さんには感謝です。

 

日常生活の中でもさまざまな視点があり、自分自身もその場面や役割に応じた振る舞いを自然と「演じて」います。それは無意識です。ところが、ワークショップで「役を演じる」となると、そのことが意識的になります。

 

自分にはあり得ない場面や役割について、我が事として考え、自然体の自分ならどう考え、どう行動するか?じゃあ、この役割の人ならどうだろう?と自分自身に問いかけ、答えを探します。「演じる」ことの意味はここにあるのかもしれません。

 

この1年間ワークショップを通じて、自分の内面を見つめ、未熟さにも気づくことができました。

 

それを知ることが第一歩!

また来年も自分を見つめ直し、少しずつ成長できたら、と思います。そしてその輪が広がれば、要配慮者の円滑な避難につながるはず!と確信しています。

 

一緒に成長したいなぁと思った方!!ぜひ来年度のワークショップにご参加ください!