真備復興ツアー&演劇ワークショップ

 

ぶどうの家ブランチです。

 

11.9(木)真備復興ツアー&演劇ワークショップを開催しました。(令和5年度備中県民局協働事業です)

演劇ワークショップ先進地である奈義町の皆様もお越しくださり、真備の復興について、ご見学、ご説明の後、ワークショップを実施しました。

 

復興見学ツアーでは、船穂町柳井原のインフォメーションセンターで、国土交通省の職員さんから、ハード面の復興の様子を伺いました。そして、逃げ遅れゼロのためには、ハード面だけでは足りない事、事前の準備とお互いの声の掛け合いが必要であることを学びました。その後、実際に決壊した堤防を見学し、町の方から、あの日起きたこと、避難の様子を伺い、やはり、要配慮者にとっては、日頃のつながり、なじみの関係が無ければ円滑な避難が難しいこと、そうでなければ逃げ遅れゼロは難しいことを感じました。

 

現場の生の声を聞き、改めて避難の大切さを学んだ後、ワークショップの開催となりました。

 

今回は「地域の困った人」がテーマ。

 

子どもに大声を出す人、野焼きをする人、回覧板を回さない人などなど…グループごとにこんな人困るわぁ、という人を作り上げます。そして、相手の思いを聞き、説得ではなく、共感からお互いが納得のいく結論を導き出そう!というのが目的でしたが…

なんだか今回はお互いの納得よりも、こんな結末になれば、私たちにとって都合が良いな!という素敵なストーリーばかり。

 

時間内にそれなりの芝居には仕上がったのですが、現実ではこんなにうまくいくのだろうか?と、なんだかモヤモヤ…どうも内容にリアリティーがないような気がします。

 

菅原さんからの指摘もあり、そうか、困った人が主人公にならなきゃいけなかったんだよなぁ…とちょっぴり反省。

 

でも、このモヤモヤ感、次回のワークショップに生かされるのでは??そんな予感を感じつつ、今回のワークショップは終了しました。

奈義の皆様からのパワーを頂き、真備のワークショップもますます進化していきます!

 

さて、今年度後期のワークショップが12/9(木)18:00〜ぶどうの家ブランチにて再開されます。

 

今回の内容を生かして、より深く、要配慮者の避難について考える機会となるはずです。

 

みなさま、是非、ご参加ください!