認知症×防災×演劇ワークショップ 4回目

ぶどうの家ブランチです。

 

8/10(木)今年度4回目の認知症×防災×演劇ワークショップを開催しました。
今回は、8/27(日)開催予定のワークショップ発表会に向けたお芝居づくりです。
家族、近所、支援者の3チームに分かれて、地域の困った人の対応を考えます。
まずは、チーム内の対立する意向からお芝居が始まります。
そして、どのように対応したら良いかをそれぞれのチームで対話、共感しながら妥協点を探っていく。まさに今までのワークショップの集大成です。
一人の人を3つの視点から考えることで、同じ困り事でも捉え方も違えば、解決すべき課題も違います。でも、それぞれつながりの大切さは変わりません。
会の終了後、参加者さんから、「日頃は自分の立場からしか物事を見てないけど、3つの異なる立場から演技を見たことで、それぞれの立場で考え方が違うこと、演じることで色んな人の気持ちがわかった」との感想をいただきました。
そう、演じること、演技を見ることで、自分を重ねる、あの立場ではそう考えるのかと気づきがある…演劇だからこそ、そんな体験ができるんです。
日頃は自分の立場での最善を考え、自分の都合で発言します。
でも、みんなと一緒に演じたり、芝居を見ることで、自分の視野の狭さや相手の立場を思いやる大切さに改めて気がつかされます。
やはり、人と繋がることが大切。繋がることで相手の思いもわかるし相談したりされたりの関係性ができる。
参加者さんからもそんな感想がたくさん頂ける回になりました。
今回の内容が、発表会に繋がります。
芝居を見るだけでも、大切な何かを見つけることができそうです。
ぜひぜひ、ワークショップにお越しください!