小規模多機能ホームぶどうの家真備です。
7月15日 4年ぶりの真備船穂総おどりが開催されました。
日差しが照り付く中、お祭りの準備の時から
もうすでに町中が活気に溢れていました。
ぶどうの家では…
数日前、利用者さんへお祭りへの参加の呼びかけを行ったところ、「私盆踊りとか祭りは大好きなんよ。」「ぜひ誘って。」と大盛り上がりでした。
しかし、当日迎えに行くと、あんなにノリノリだった利用者さんたちがみなさん断られます。
誘うタイミングが悪かったかな…。など考えつつ「祭りや盆踊りは昔から好きだった。」
と話していた利用者さんたちの表情を思い出し、踊りの始まる直前に再度ご自宅に伺いお誘いしました。
すると、今度は、行く気になってくださっていたり、「祭りはもともと嫌い」と言われていた方が行く気になられたりと、嬉しい変化でした。
さぁ、気が変わらないうちにと、急いで車に乗っていただき事業所に向いました。
真備町の西へ東へと利用者さんたち宅に車を走らせ、予定通り全員総おどりにお連れすることができました。
事業所に着くや否や「もう踊りが始まる着替えましょう。」と、職員に急かされると戸惑いながらも「この色がいい。」と衣装を選ばれ、状況が理解できず怒るかもしれないと心配していた方皆に「似合う」と声をかけられ嬉しそうです。
そしていよいよ本番、箭田のまちづくりの一員として車椅子に乗って手総おどりに参加できました。
練習の甲斐なくバラバラの動きになりましたがぶどうの家の顔(うちわ)を振りながらはじける笑顔で踊りました。
今回、町の方から「車いすの人やどんなハンディのある人も箭田家は一つだから安心して参加してね」と言っていただき、嬉しい一日でした。