流し素麺してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月になり、今年は花火、夏祭りも開催され、世の中は夏真っ盛りの模様です。

 

ぶどうの家花帽子でも夏っぽいことをしようと、職員主導で

流しそうめんを企画しました。炎天下での開催を避け

室内の廊下を使って開催しました。

 

床にブルーシートを敷いて,切って節を抜いた竹に、水と一緒にそうめんを流します。

 

竹の傾斜が付きすぎると水の流れが速くなり、水量が多いと

そうめんを箸で取りにくい。

 

逆に傾斜も水も少ないとそうめんが途中で

止まってしまいました。

 

何度か流しそうめんの試運転を繰り返していると

利用者さんが待ちきれずに続々と様子を見にやってきました。

 

職員が口大きく開けて待っている利用者さんの

口にそうめんを運ぶと、

直後に「うまい!!」 飲み込む前に「次欲しい」そう言って前のめりになって流れるそうめんに目を輝かせていました。

 

流れてくる そうめん、ぶどう、トマトを自分の箸で

器用につかみ、食べる度に次を流してアピールを

笑顔で職員にしてきます。

 

その笑顔を見ると,そうめんを流して良かったと思えます。

 

いつもより利用者さんも食欲が上がり

流れるそうめんを待ちきれずつゆを先に飲み干したり、

つゆに入れた薬味を何度もおかわりしたり

楽しんで下さいました。

 

利用者さんが「おなかいっぱい」

そう口にして箸を置いた後も、

部屋に帰る様子はなく、その場に留まり、竹を流れる水や、

次は何が流れてくるのか気になってか

最初から最後まで流しそうめんの雰囲気を味わっていました。

 

そして最後に、箸を再び持ち、おかわりをしていました。

それを見て、流しそうめんを企画した職員は嬉しそうに、

 

再びそうめんを流しはじめました。